冷蔵水産物調査概要
1 調査の目的
本調査は、全国の冷凍・冷蔵工場における水産物の入出庫量、在庫量等を調査し、水産物の在庫の動向を明らかにして、水産物の需給計画、価格安定対策等を推進するための資料とすることを目的とする。
2 調査の対象
全国の産地40市町及び消費地14市区町を調査の範囲とし、これらの調査市区町の主機10馬力以上の冷蔵能力をもつ冷凍・冷蔵工場のうちから、累積冷蔵能力80%に達するまでの工場を選定して調査しており、平成24年当初の回答工場数は480である。(平成21年当初(651工場)と比較して約8割の冷蔵能力を対象としている。)
3 調査方法
調査方法は、オンラインによる調査協力者の自計調査、又は調査票の郵送による。
4 集計方法
月間入庫量及び月間出庫量についてはそれぞれの積上げ、月末在庫量については、前月月末在庫量に月間入庫量を加え、月間出庫量を差し引いて算出している。
5 目標(実績)精度
この調査においては、目標精度は設定していない。
6 用語の解説
(1)月間入庫量及び月間出庫量の「対前月比」

当月調査分の月間入庫量及び月間出庫量

--------------------------------------------------------×100

前月調査分の月間入庫量及び月間出庫量


このため、調査対象工場の変更があった場合には、その変更による増減が含まれる。

(2)月末在庫量の「対前月比」

当月調査分の月末在庫量

----------------------------------------------×100

当月調査分の前月月末在庫量


なお、調査対象工場の変更があった場合には、当月調査分の前月月末在庫量と前月調査分の月末在庫量は一致しない場合がある

(3) 月間入庫量、月間出庫量及び月末在庫量の「対前年同月比」

継続工場分の当月月間入庫量、月間出庫量及び月末在庫量

----------------------------------------------------------------------------------×100

継続工場分の前年同月月間入庫量、月間出庫量及び月末在庫量


7 その他
この統計調査結果の数値は概数であり、確定値は追って刊行する『水産物流通調査年報』に掲載する。